過去記事にて最強セカンダリ武器として挙げた
Kuva Nukorの武器レビュー
行ってみましょう。
どんな武器?
Nukeをもじった名前通り、
圧縮した高マイクロウェーブを当てることで、敵をチンする武器。
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電子レンジで同じ要領で、
マイクロウェーブを当て続けたことにより、高速振動させた分子の摩擦熱でチンしているのだろう。
ちなみにこういった武器は10年ほど前に、米軍でも武器として実用化されているらしい。
ADS(Active Dinial System)と呼ばれるその武器は、当たった人が耐えがたい痛みを覚えるものらしい。そりゃあもう人間がチンされているわけで
幸いにも、皮膚からわずかな距離までしか浸透せず、後遺症は残らないとのことだが、
これは10年も前の話かつ非殺傷前提武器であるため。
現在ではどんな武器になってるんでしょうね?
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それはさておき、Kuva Nukorの話に戻りましょう。
スピンアップ方式で、撃ちっぱなしでだんだんと飛距離が伸びて最大25mまで達する照射式レーザー。
Nukeに掛けたのか、基礎ダメージに放射線属性を持つ。
当たった敵からは8m距離以内の4体までの敵にレーザーが伝播する、疑似AOEを持つ。
多数の敵を一度に攻撃できる強みを持っており、これが強い!
詳しくは後述。
特筆すべき点としては、レーザーが当たった敵の部位が膨らむ特殊演出を持つ。
特にメリットとなるべき点はないのだが、
敵の頭や胴に当てて膨らんだところを見るとフフッてなる。
基礎スペック一覧
クリティカルダメージと状態異常率がブっ飛んでいる。
代わりに、クリティカル率はすっごく低い。
以前書いた記事では、クリティカル周りが弱い武器は他を強化した方が強いと書いたのだが、こいつは別。
この武器で火力を出したいのであれば、
クリティカル周りを強化した方が強化される。
また、状態異常率の高さも必見。
影に隠れがちだが、高い発射速度を持つうえに照射式なので、
レーザーを当てている間はポコジャカと状態異常を与え続ける。
元々セカンダリは異常付与系の武器が多いのだが、その中でもこいつは別格。
弾丸一発だけの異常付与数ならこいつを上回る武器も存在するが、
持続的&周囲にまで異常付与を与える形で勝負するのであれば、
Kuva Nukorを超える武器は存在しない。
特徴が多いため、書くことも多すぎる。
みなさんも箸休めにADSの実物を見ていってください。
これまで私は、銃の形をしているものとばかり思っていました。
Kuva Nukorの長所
疑似AOEや状態異常率の高さについては前述。
火力まで高いので、逆にそれ以外ってなるとなかなか出てこないんですけどね。
強いて言うなら、
・多段貫通で倍々ダメージ
当たった敵から伝播するタイプの武器はShredなどで貫通距離を付けると、武器本体の射撃に当たった敵それぞれから伝播ダメージが発生する。
例えば、A,Bの敵が一直線上に並んでいたとして、
貫通距離を付けたKuva Nukorの射撃をA,Bの敵同時に、貫通させて当てる。
するとA,B両方から伝播ダメージが出てくるので、A.B間の距離が8m以内ならそれぞれ2倍ダメージ&状態異常が発生する。
C,D,E...がいれば、もちろんその分だけ3,4,5倍。分かりにくいから図に書いて説明しろ
実戦で狙ってキメまくるのは、位置取りもしないといけないのでなかなか難しいんですけどね。
そういった使い方で本来よりも高い力を引き出せます。
Kuva Nukorの短所
・射程が短い
⇒スピンアップ最大までトリガーを引き続けて25m射程なので、
実際に使うとより射程が短く感じる。
・弾薬の消費が激しい
⇒発射速度が高い上に、セカンダリ必須MODである「Lethal Torrent」でさらに60%上がる。77発マガジンなので5秒弱で打ち切る計算。
射程が伸びるのに少し時間がかかるのもあり、使っているとリロード間隔がより早く感じられる。
予備弾数もマガジン3本分しかないので、これ一本で戦おうとすると弾薬が空になることも。
その他
クリティカル率が低い代わりに、クリティカルダメージが非常に高い。
ということは、何らかでクリティカル率を伸ばしてやると、ただただ強い武器ができあ上がる。
以下には、クリティカル率を加算で伸ばすための要素をいくつか記載する。
元が低すぎるので、乗算はあまり伸びない
・アルケインアベンジャー
ダメージを食らうと、21%の確率で12秒間+45%される。
固定値で加算されるので、MOD込みで考えるとクリティカル率は約65%ほど。
任意のタイミングで発動できないのが欠点だが、発動時の火力は必見。
そんじょそこらのRivenMOD込みのセカンダリでは、追いつかないほどである。
・Harrow
4番アビリティの陣で受けたダメージ量によるが、アビリティ威力に関わらず最大+50%加算される。
また、+50%加算時にヘッドショットした場合、+200%加算のクリティカル率が保証されるため、
ヘッドショット前提なら狂った火力が出せるだろう。
じゃあKuva Nukorのためだけに、Harrow起用するのかって話になるんですけどね。
・KAVAT
ADAZAは一定時間ごとに+60%クリ率加算、
SMEETAはランダム発動バフの中にクリティカル率200%未満の武器のクリティカルを200%にするものがある。
今まで紹介したものの中では、おそらく一番使いやすい。
レベル5レアアルケイン用意したり、専用フレーム起用するよりかは
基本SMEETAを使うだろうが、Kuva Nukor使用時はADAZAに切り替えてみるのもいいかも。
あとは皆さん気にするであろう
・Kuvaボーナスによる属性のおすすめは?
⇒個人的には、磁気か毒がおすすめ。
磁気であれば、汎用ビルドが組みやすい。私はこれ。
毒は他の属性と組み合わせて、感染や腐食といった優秀な属性を組みやすい。
おそらく、この武器で火力特化させるような変わったビルドを狙わない限り、
どのビルドでも60属性を複数積むため、自分が何の勢力に特化させるか次第で好きにすればいいと思う。
ただし、放射線は基礎で付いているので全くお勧めしない。
・使えない状況はある?
⇒射程が短さが仇となる敵や、状態異常が効かない敵には使えない。
しかしそういった敵は多くないので、ほぼ気にしなくてよいと思われる。
しいて言うなら、改変前のKuva LichとかLephantisとかかな?
ビルド例
・汎用ビルド(全勢力対応用) ボーナス属性:磁気
ある程度の状態異常率と火力を両立させたビルド。
重ね掛けで効果が上がる、磁気と腐食属性でシールドとアーマー両方に対応。
さらに、当てている間に逃げられないように炎属性でCC、アーマー削り。
放射線は勝手についてくる。
といった具体で属性を決定し、どの勢力にも持っていけるようにビルド。
さらにプライマリビルドの組み方で話したお作法MODを入れて、なるだけ火力を上げた形。
低レベル向けにも火力が欲しければ、
・敵勢力を絞ったうえで60属性を抜いて、90属性&Magnum Forceを投入
アーマー持ち相手なら、属性は腐食より感染がよい
高レベル向けに異常率が欲しければ、
・敵勢力を絞った上でクリ周り2枚と165属性を抜いて、 60属性&Sure Shot&Anemic Agilityを投入
するといいと思う。
とにかく、人によって火力と異常率のどちらに振るかや、属性をどうするかでビルドが分かれるであろう武器。
作る前に、最終系を意識してボーナス属性は慎重に決めよう。
以下、2点注意。
・紹介したくせに、貫通距離MODは入れてないんですか?
⇒はい、実戦でうまく貫通させて当てるのが割と難しく、狙うのも面倒です。
更に言うなら、適当なビルドでも火力がかなり出るので、倍々ボーナスをわざわざ狙う必要があんまりないんですよね。
超高レベル相手に異常率付与メインの使い方するのであれば、有効じゃないかと思います。
・エクシラスMODに何入れるの?
⇒消去法的にEject Magazine一択になるような気がします。
近接のおともに、固い敵を殴る前に軽くチンする形で使いやすくなりますしね。
ちなみにフォールオフがないので、弾速を積んでも無意味です。
スピンアップ早くなるのかなと思ったけど、変わった感じもしません。
昔、積んでいるビルドがネットに載っていたのを見たので一応。
あとがき
まぁしかし強いです。特に高レベル相手にも持っていけるのが強い。
そこそこのレベルの敵ならCatchMoon、低レベルならStaticorで吹き飛ばせばいいんですけど、どちらも高レベルには通用しないんですよね。
今まではRivenMod刺して、状態異常率をさらに上げたCYCRONを使ってたんですが、
これが出てからはお蔵入りしました。
NukorのRivenModなくても強いのがさらにいいですよね。
Bramma合わせていい武器ですよ、ホントに。
以上です。
ありがとうございました。