実装から、はや1か月。
約束されていた強化を受け、別パーツフレームとして帰ってきたXakuをレビューしたいと思います。
どんなフレーム?
かつて存在していた、
3体のWarframeのパーツを組み合わせて誕生したイロモノフレーム。
Xakuの出自については、クエスト「デイモスの心臓」のラストでGrandMotherからちょっとだけ言及がある。
その他、アイテム詳細などから読み解く限り、
初期のエントラティVoid探索で失われたWarframe達が存在しており、
それら3体のパーツをくっつけて出来上がった模様。
設計図を渡されるところからもおそらくGrandMotherが組み立てたと考えられるが、
もしそうだとするとNecramechのパイロットをしたり、Warframeを作成したりとなかなか多芸な婆さんである。
メタ的な話をすると、XakuはWarframeコミュニティの意見を取り上げて作られたフレーム。
デザイン等々、プレイヤーからのアイデアをまとめられており、今回受けた強化も意見&要望を反映されたもの。
そうしてできたフレームを蔑ろにすると、またフォーラムが燃え上がることは見えていますね?
では、今回のリワークを受けてどのようになったのか?
前置きが長くなりましたが、見ていきましょう。
本編レビュー
強化前のXakoっぷりが嘘のように強化され、なかなか強力な汎用フレームとして再誕。
このフレームじゃないとできない!といった尖ったアビリティこそないが、1~4番全てが実用的な性能でまとまっています。
1番:Xaku's Whisper
自己強化のバフ。
Saryn3番によく似ており、自身の武器攻撃時に追加でVoidダメージが入る。
掛けなおしも可能であるため非常に使い勝手がよい。
発動時はフレームを覆う血管?に白のコントラストが入り、視覚的にも分かりやすい。
Voidダメージであることから、この状態でセンティエントを殴っても耐性が付かない。
移植アビリティでもあることから、簡単に対策できるようになったのは嬉しいところ。
ちょっと脱線しますが、このアビリティによるVoidダメージで発生するVoid異常には一癖あるので補足。
Void異常にかかった敵は、周囲に緑色のフィールドが展開。
異常が重複するたびにフィールドは大きくなり、最大で画像くらいまで膨らみます。
フィールドの効果はMag2番と似た、弾丸を中心に吸い寄せる偏向。
敵を外してフィールドに打ち込んだ銃弾で、フィールド内の敵がダメージを受けているのが分かると思います。
リワーク前は偏向した銃弾が味方にも当たるようになることを利用した、PK可能な極悪仕様でした。
今もできるか一応確認するかとソーティに入りかけましたが、やめました。
2番:Grasp Of Lohk
敵から銃を強奪して、自身のファンネル化するアビリティ。
奪った銃はオートで敵を狙って射撃してくれる。
同時に出せる数は最大10丁?
⇒もっと出せるみたいです。
再発動するとパクりなおします。
そもそも銃を持たない敵からは、自分の銃をコピーしてファンネル化。
発動中に持ち主が死ぬと、ファンネルが球体化して射撃し続ける?
銃をパクって使うが、効果時間が終わっても返さない。
戦場は厳しいのである。
このアビリティをダメージソースとして使うにはちょっと火力が足りない。
しかし、敵の武装を即時解除できるのは有用。
遠距離攻撃を封じることで自身の生存力UPはもちろん、
敵の武装を近接だけにすると、基本的にはこちらめがけて走り寄ってくるAIに変化するので、殲滅が楽になるのが嬉しいですね。
3番:The Lost
The Lostは3種類のアビリティを切り替えて使うアビリティの総称。
どれも強力です。1つずつ見ていきましょう。
・Accuse
敵を洗脳して、自身の味方にするアビリティ。
NYX2番や放射線異常のように対象の敵は無差別に攻撃をしかけるのではなく、
効果時間中は味方扱いになり、攻撃されることもない。
これだけでもかなり強力なアビリティ。
大量の弾避けを量産できるのだが、1つ注意。
洗脳した敵のヘイトは特に高い訳ではないので、これを掛けて安心していると洗脳されていない敵から普通に殴られて死にます。
洗脳した敵を間に置くようにして、うまく使いましょう。
洗脳済みの敵からは後光が差すので見分け方は簡単。
・Deny
照準の先からビームを発射するアビリティ。
残念ながら、Vauban3番の様に敵のレベルに合わせたダメージスケーリングはなさそう。
しかし?
ヒットした敵はアビリティ効果時間に応じた時間の間、宙吊りにされるCCを持ちます。
ジャグラスの様に浮かない敵も止められますが・・・
残念ながら完全停止系のCCではないらしく、ジャグラスの毒弾連射中にかけても連射は止まりません。
・Gaze
敵のシールドとアーマーを減衰させるアビリティ。
アビリティ発動時にエイム先の敵1体を捕縛。
捕縛している最中は対象の敵は無敵化(与えたダメージは解除時に生産)し、
その間周囲の敵のシールドとアーマーはアビリティ威力に応じた分減衰する。
200%でどちらも0にすることができるため、ここがXakuのアビリティ威力をどれだけ振るかの目安になりそう。
3種類見た結果としてはどれも優秀なんですが、Gazeが特に強いですね。
範囲内の敵アーマーを0にするだけでも強いんですが、シールドも消すというのがなかなか
増強Shurikenをよく使う身としては、なんとかこのアビリティを移植できないかと考えるところも多いです。
4番:The Vast Untime
自分のパーツを周囲に弾き飛ばしたあと、スケルトン化するアビリティ。
弾き飛ばしたあとはこんな感じに。
もともと敵からの武器と範囲攻撃を25%で回避(無効化)するキチガイパッシブを持つが、この状態だとそれが75%まで上昇する。
4回殴られても3回は無効化するヤバイ防御アビリティですね。
確率で回避も嬉しいが、装甲値やダメージカットの方が嬉しかったり。
無効化は一撃もらうと即死するレベル帯では有効だが、普段使いするとなるとなあ・・・
例に見ないほど強力なパッシブを更に強化する、重要スキルではあるんですけどね。
他にも効果が色々ありますが、回避率UPが強烈すぎてどうでもいい感じになりました。
重要なのは弾き飛ばした後のパーツ攻撃は、自身を中心にした球体の範囲攻撃かつ壁貫通することくらいですかね。
総評
汎用フレームだが、性能的にはかなり上位に食い込む強さ。
しかし生存性が高すぎますね。
・武装解除
・デコイ作成
・宙吊りCC
・4番発動時は75%で敵攻撃を無効化
盛りすぎてない?いいの?
役割としても、
・範囲内のシールド&アーマーを0まで減衰
・センティエント耐性消去
はなかなか強烈。
実用性にあふれた強フレームなので、普段使いにもピッタリではないでしょうか。
今使っている汎用ビルドはこんな感じです。
パッシブの回避率を活かして、
Vitality+Adaptation⇒Fast Defection+Rolling Guardに。
あとは威力や範囲などについて、可能な限り上げる形です。
問題点としてはエネルギー消費がかなりキツいので、そこをどう補うかですね。
私は、アルケインやギアで管理しています。
SteelPathで使うにはギア制限の分厳しくなると思うので、
その場合はBlind Rage⇒Transient Fortitudeかな。
迷うところは移植アビリティをどうするか。
Gazeを活かしきるために1番にEmpowerを移植していますが、どうしましょうね。
大体の状況で敵アーマーを削り切る必要はないんですが、高レベルコーパスの相手がかなり楽になるんですよね。
シールド削りに目をつむるなら、元のXaku's Whisperもかなり強いので、移植の必要はあまり感じません。強いて言うならRoarかEclipse積みそう。
そんな感じです。
コンテナ割り専用機にされたり、PKフレームとして使われるのも卒業したと考えていいんじゃないでしょうか。
今後の活躍を期待しています。
以上です。
ありがとうございました。